丹沢・葛葉川本谷沢 (2011年5月22日)

PL:大内 SL:清水 松尾 渡辺 荒川 藤田 山脇 田中(体験)
今年、初めての沢登り。クライミングで腕を磨いた沢初挑戦者が3人、ゲスト1人、新人1人、合計8人。

葛葉川本谷沢は表丹沢の二ノ塔と三ノ塔の鞍部を源とする沢である。山と渓谷社によると初級の簡単な沢と説明。
前日までの天気予報によると雨。当日はうれしい誤算、朝から好天、秦野駅に集合。
まずはバスに乗る、車中はガラガラで全員が座れた。

菩提バス停から目的地まで歩くこと50分、全身から汗が吹き出る。
ウォーミングアップにしてはハードだ。
入渓地点は「葛葉の泉」が湧き出ているところ。ここで沢の装備をして、いざ出発。

最初の小滝で大学生らしき5人がロープワークを含めなにやら練習をしていた。小滝ありシャワークライムあり滝も登るにしたがって飽きない程度にあり、水線とおし(巻き道を使わないで果敢に水に入り、滝を直登する)で登ると初級コースが少し難しくなる。














初心者もゲストも安定して登る。クライミングがうまい人はノーザイルで滝をドンドン登る。
コンパクトに沢の要素があり全員それぞれ楽しみ、最後の滝では20歳の新鋭・F君が難しいところを登り、締めくくったところで小雨が振り出す。登山道に出るところにわらじが2足、木の枝からぶら下がっていた。











登山道に這い上がり二ノ塔から三ノ塔に向かい入渓場所に下山し「葛葉の泉」近くで着替えと沢装備を解く。
三つ葉ツツジは日当たりがいいところは散って登山道に赤い花びらを咲かせていた。
F君がふと立ち止まりツツジを眺める、アカヤシオが満開に咲いている。
バス停まで歩く。F君の靴下にヒルが、防虫スプレーをかけると、ぽとりと落ちた。
バスで秦野駅まで行く間に雨はあがり、6人は途中で下車。シロコロ屋さんで養分補給と喉を潤し、疲れを取る。