丹沢・四十八瀬川・勘七ノ沢 (2010年7月25日)

PL大内 清水 薬師寺

7月25日 晴れ



梅雨もすっかり明けた夏空のもと、 大倉を出発した段階で、すでに気温は30度近くまで上がっていた。


大倉から勘七の沢出合まで、約一時間の林道歩き。 とにかく、暑い。


入渓準備を整え、いざ遡行開始。


沢を歩き始めると、先程までの暑さが嘘のように、涼しい。


F1・5m


F2・7m


左岸のリッジを登るが、岩が脆い。





F3・8m・くの字の斜爆


F3左岸をへつって釜を越える。


F3上部は、綺麗なナメがしばらく続く。





F4・2段12m
2段目は、左岸チムニー状の窪みを登るが、 2段目の取り付きまでが一番悪かった。


F4上部からの眺め。





F4の先は、しばらく堰堤が続く。


小滝群の向こうに大滝が見えてきた。


F5・12m大滝
まっすぐに落ちる綺麗な滝でした。 右岸を直登する。


まるで切り落としたかのようなテーブル状の綺麗な岩。
岩伝いに落ちる水流が美しい。


F7?・5m


もうFいくつか分からない。^^;
ゴルジュの中、連続する滝は、すべて直登できる。 釜をへつり、滝を直登し、次々と越していく。

















5m前後の滝を10個以上越すと、源頭が近づいてきた。
水量が減ると同時に、熱気が押し寄せてきた。 水流を離れると、猛烈に暑い。


とうとう水流が消えた。
尾根に詰め上がるルートを探しながら歩を進める。


小丸からの大崩壊を見送ったあと、右のガレにケルンを見つけた。
ここから、詰め上がることにする。


もう少し、もう少しと、暑さの中、ガレを詰める。


詰め上がった先は、花立山荘。
秦野の街が綺麗に見えた。
ここから大倉までは、1時間半の下山。 まだまだ暑い中、大倉尾根を下ったあとの、 反省会のビールが美味しかったことは言うまでもありません。