丹沢・丹沢山 (2008年12月28日)

PL:清水
久しぶりの北丹沢に行った、宮ヶ瀬ダムから早戸川へ、観光センター近くに車を停めた。
三つ葉ツツジ、シロヤシオと山椒の花を見に行ってから半年ぶりだ。
柵には“熊出没注意“の看板が新しく提示してある、 昨年11月に早戸川上流の原小屋跡に突き上げるカヤノ沢で人間が熊と格闘し大怪我をした。

<原小屋沢を巡る07年11月3日>
http://homepage3.nifty.com/yamaasobi/haya/harako/071103/7113_s1.htm

私も7月奥多摩・天祖山神社付近を小雨・雷が落ちる夕暮れ時至近距離の木から熊が下りてきた。
それからは熊鈴をザックにつけるようになった。
登山道、仕事道を行くのが面倒くさくて沢を詰め“本間の頭”をめざした。
落ち葉に覆われた表土は霜柱が立っていたり、凍っていたりする、歩くとバリバリと踏み音がする。
沢は落葉が吹き溜り踏み抜くと膝まである、なるべく石の上を進む、
部分的に氷柱がぶら下がり、氷結している所もある。
沢を詰めた先は雪が数センチ残っている。

“本間の頭”では宮ヶ瀬の三又路から登ってきた人が休憩していた。
何処まで行かれるのですか?と聞くと「丹沢山→塔の岳→大倉」との事、「丹沢山まで一緒に行きましょう。」と声をかけた。
無名ノ頭まで後をついて行ったが「先に行ってほしい。」との事、
本間ノ頭、円山木ノ頭、無名ノ頭、大礼の頭、瀬戸沢ノ頭は嫌になるくらい登り降りがある、慣れないと疲れる。

丹沢山に12:20着いた、富士山が綺麗に見える、ザックに納めた電話が鳴っている、仕事の話である、
神聖な山に仕事を持ち込むな!と言いたいが。

今日の予定は蛭ヶ岳まで行き市原新道を下る予定だったが早く帰る羽目になった。
「どのルートにしようかと」予定変更に思案していたところ、
隣に座った2人連れに「どちらから?」と聞くと「大滝新道を登ってきた。」
「雪とか氷結した場所は?」「大丈夫歩きやすかった、早戸川の丸太橋も架かっていた。」
4月に行ったときは丸太橋が2箇所流され靴を脱いで冷たい川を渡ったのだった。

大滝新道を下ることに決めた。

車止めには15:20着、三日月橋手前の美味しい湧き水を汲んで帰途に着いた。