早戸大滝から丹沢山 (2008年3月1日)

朝寝坊した、
宮が瀬ダムに続く道路脇、飯山から清川村の家々の庭には木々の花々が咲き誇るのだがまだまだ時期が早い、 紅白梅の蕾がちらちら咲いているぐらいだ。次回が楽しみだ。

三日月橋辺りから路肩に除雪した雪が所々にうず高く積まれている、相当雪が降ったのだな、山はもっと凄いだろうな。
早戸川国際マス釣り場から進んだ所にテントの詰め所があった。「路面が凍っているので注意していく様に!」。
路肩にはいつもより多くの乗用車が止めてある、今日は渓流釣り解禁日だ!

本間橋からは数箇所路面が凍っている慎重に進む。
魚止橋上の車止めからは崖崩れのため林道が数箇所塞がれ車が通れない、林道は年々荒れる。
登山口の伝道からは雪がかなり積もっている。ここでTシャツ一枚になる。

昨年11月、早戸川上流のカサギ沢に大きな熊が出没し格闘したマシラの報告を読む。
襲い掛かってくる熊の写真が添付されていたが今は削除してある。

http://homepage3.nifty.com/yamaasobi/haya/harako/071103/7113_s1.htm

熊対策のため、熊鈴、ナイフを持っていく。
取っ付きの急登もつるつる滑る。
20分ぐらい歩くと登山道が対岸に続くため早戸川に下りる。
一つ目の丸太橋が付け替えられている、沢から降りたところで人が着替えをしていた。
瀬戸沢にでも登ったのだろうか。

対岸は日陰が多く雪が凍ってツルツル滑る。まだまだアイゼンは履かない。
雷平から早戸大滝までも雪々!!深いところは膝以上ある。

早戸大滝に着いた。修験道者が修行したと言われる80数メートル幻の早戸大滝が見事に氷結している。
木々の間から差し込む木漏れ陽に反射し大滝がキラキラ光る、暫く見惚れる。

急登を登り切って平らな所に出る、雪の中にある踏み跡の深さは膝まである。

アセビの木に括り付けてあった赤シャツは無くなっていた。
最後の尾根急登は新雪のためか踏み跡が消え、太腿までズッブと入りラッセルした。丹沢山に続く登山道に合流した、登山者が少ないのか足跡が少ない。
雪のため所要時間が余分にかかるし疲れる。足が雪の中に踏み込まないように凍結した硬い雪上を静かに歩き40分かけて丹沢山に着く。頂上は日が差してきたが人影も無く独占した、ベンチも雪と同じ高さそこで暖かいお茶とパンを頂く。みやま山荘から若い人が4人出てきた。塔の岳から帰るようだ。

蛭ヶ岳までいき、市原新道を帰る予定だったが、時間が無いので諦め引き返す。
急登の登り下り時、太腿が攣った、ズボンは薄手を履いていた。
寒い時期は厚手のズボンかズボン下を着用すべきだ。
厚手のオーバーオパンツは持参したが面倒臭かったので履かなかった。
遠くに行かずとも近場の山でも充分冬山を満喫できるが装備には気をつけて!
帰りにオーバーヒートした釣り人の車があり4人がボンネットを覗いていた。
ラジエーターのホースが破損したそうだ。無事に帰り着いたのでしょうか?
三日月橋手前で水を汲んだ、此処の水は美味しいのだ。

行程

魚止橋上の車止め  9:25
伝道        9:37
雷平        10:24
早戸大滝      11:00
登山道との分岐   12:24
丹沢山       13:07

帰途
丹沢山       13:24
登山道との分岐   13:50
早戸大滝      14:54
雷平        15:29
伝道        16:10
魚止橋上の車止め  16:25