奥利根・矢木沢・東メグリ沢 (2007年10月20日~21日)

CL安田 SL平 清水
以前より矢木沢の遡行に興味があったが、 なかなか実現できなかった。 行くなら紅葉の時期にと密かに考えていた。 2万5千分の一の地図での西メーグリ沢が「東メグリ沢」で 赤羽コボラ沢が西メグリ沢である。 ややこしいが参考ルート図を見るときは 注意を要する。
21日 <晴れ> 須田貝のゲートには車が長い列を作っていた。 ゲートが開くと矢木沢林道に直行する。


前夜の雨で車止めの堰堤には水が満水になっていた。


踏み跡を歩く


本流に入渓











河原状の本流を進む





東メグリ沢に入る(下に本流が見える)


地形図をチェック


ナラタケ

山ブドウ


8m滝は右から巻く


サンゴハリタケ


大滝20m

大滝20mは左のルンゼより登り滝の落ち口にトラバースする。 右の草付からも登れるが左ルンゼから登る方が 迫力を味わえる。


平さんがリードする


小滝をいくつも越えるとまた20mの滝が現れる。 左の草付から高巻く



















布引山の手前の1,626mピークにでる。
16時を過ぎているのでこのまま東メグリ沢に下ることにする。 1,600m地点にテン場を発見、ビバークする。 キノコ鍋で体が温まった。
21日 <曇りのち晴れ> 朝起きるとうっすら雪が積もっていた。 寒い! しばらく動くと体が温まって 調子が出てくる。

2段6mを懸垂で降りる





20m滝





6段樋状の滝を懸垂で下る
順調に沢を下り 14時に車止めに到着できた。 ゲートが17時30分に閉まるので 西メグリ沢を下っていたらぎりぎりになっていたかもしれない。
今回は平さんがリードしてくれた。 後ろから安心して見ている事ができた。 馬力もある。 頼もしい仲間である。