北アルプス 双六川・金木戸川・蓮華谷・黒部五郎岳 (2007年8月14日(火)〜17日(金))

CL福島則行 SL那須 真由美
前夜 双六川入口近くにビバーク。 天気も良さそうだし、明日からの沢登りが楽しみだ。

8月14日(火) 快晴

午前7:40 出発 
標高790m
双六谷林道終点近く車を止めた。 沢登りの人達か 釣り人なのか 既に数台の車がある。 金木戸林道を出発する。


途中取水堰があり、林道が良く整備されている


小倉谷出合
昨年の楽しかった小倉谷遡行を思い出す。 今回の双六谷遡行を決めたのは 良き小倉谷の思いからだ。


打込谷出合 手前に壊れた吊り橋



夏の日差しにコバルトブルーが眩しい。 下流は巨岩帯で 徒渉、泳ぎ、ショルダーで越えて行く。


巨岩帯を進む


17:00 ここに天場設営 標高1,550m




8月15日(水)

午前7:00  出発  標高1,550m <今日も快晴だ>
昨夜はペルセウス座 流星群に歓喜し 少し寝不足


出発すると間もなく左から小沢が入る。 美しい



1時間ほどで左から2本目の沢が入る。
途中で出会った3人組はこの沢に入ったらしい。 この沢も綺麗だ



北アルプスの山と青空


左からの沢 標高1,770m





連華谷 2段8m


大滝20m ザイルを使い左から高巻き 標高1,860m


大滝を越え 天場を探しながら行く。 17:00 標高2,100mの所に天場設営



8月16日(木) 快晴

関東では猛暑と言うのに ここでは朝晩は少し寒いくらいだ
午前7:00 出発


連華谷原流を行く。 流れもほそくなり高度をかせぐ

振り返ると笠ヶ岳が見える


原頭で休憩。 爽やかな風がとても心地良い

稜線を1時間程で黒部五郎小屋に到着


雷鳥です


黒部五郎岳のカール
見事だ。 白く見えるのは雪渓

中ノ俣乗っ越しから笹原を過ぎ、 はい松林を越え、 中の俣川を天場探しながら下降
18:00 天場設営  標高1,920m




8月17日(金) 快晴

午前7:00  出発


熟した木の実


いい沢旅でした
今回の山行は 長い沢のため忙しくなってしまった。もう1日あれば ゆっくり楽しめた。水場が 黒部五郎岳のカールより5~6時間程無いため水の確保を忘れずに!蓮華谷の大滝は高巻きを行ったが、ザイルを必要とし落石の危険もあり。十分注意をする。