CL安田 SL佐藤昭 平 清水
お盆前の山行として少し手応えのある沢ということで 胎内川支流の頼母木川・足ノ松沢に決めた。結果として満足できる山行になった。
7月28日



残念だが我々は歩いていくしかない


のんびりと歩いているとなんとさっきのマイクロバスが 追いかけてきた
我々を見るに見かねて乗せていただく事になった。
ありがたいことだ、日頃の行ないがいいと こういうことがあるんだなあ。すみませんねぇ、(って誰にあやまってんだ?)
足ノ松沢出合まで歩けば1時間はかかる 運転手さんに感謝してバスを降りる 無料であった。







まず手前の岩を少し登り そこからルンゼ上の壁を佐藤氏が登るが 50m×1ピッチあった。
ホールド、スタンスほとんどなく つるつるで小石が一杯で落石の嵐になった。
もっと下から大高巻をする手もあるが 何とかザイルが伸びてフィックスされる。 何とか全員登り切るが
ここが核心だったかもしれない。 1時間ほどかかって滝の落ち口に降りることができた。

2段18m滝で苦労したので楽に感じる。





この先河原が続く。
まだ1時過ぎで時間も早いがテン場を探しながら進む。 ここまで4人の間隔はまったく開かなかった。 付いて行くのが大変だった。
時間をかけて整地して タープを張り焚き火をする。 快適なテン場になった。




盛大な焚き火に火照りながら 岩魚のチラシ寿司も味わえた。 雪渓の跡で採ったコゴミも美味しかった・・・ 飯豊の夜は賑やかに更けていった。
7月29日
少しガスっている中を出発する。




雪渓は比較的安定していた

右岸のカンテから取り付いて巻く


高さは20mはありそうだ







平さんが先頭で行くがペースが速い。 3時間半ほどでヒュッテに到着。
ヒュッテの新しいお風呂で汗を流し 帰路に着いた。
やはり飯豊の沢は簡単には登らせてもらえなかった。 厳しかったが充実感で一杯の山行であった。