奥多摩・日原川小川谷・割谷(悪谷) (2006年9月17日)

CL佐藤章 他2名 keeper高橋(克)
前夜、いつものように、倉沢林道にて、高橋さんを交えて、入山祝い。
当日、小川谷林道の広場に駐車して、酉谷山への登山道を数分。
滝谷を右岸に見送り、少々行くと右から、割谷。左に、酉谷。

入渓点 両サイド切り立った岩壁の中、苔生した岩の間を行く。

F1-10mのトイ状の滝に到着。



f1-10メーター 福島さんが、左の滝の落ち口側からトラバース気味に、トイ状滝落ち口へ、ロープを伸ばす。

後続が、ブルージックで続く。



f1を登る F2-8m滝は、左から残置のハーケン、立ち木を利用して。



f2-8メーター どこの誰が何のために切ったのか、まだ生きている樹を。

切った人には、反省を願いたい。無意味の自然破壊。

誰の悪戯か 苔生した、小滝、滑滝を快適にゆく。明るい沢だ。気持ち良い。



小滝と滑滝が続く 壊れた一本橋をくぐり。その先の二俣を、左に。

4段20mの滝、階段状に高度を稼ぐ。

4段20メーター 4段目、右から登り、落ち口にトラバースして直登。後に続く。



4段目 核心のF6-8m。残置のハーケンを利用してランニングを取る。

ホールド、スタンスがなかなかのもので、とても楽しませてくれる。

春からの、岩トレの成果が出る。3人とも、安田CLと仲間に感謝しきり。



f6-8メーター核心 F7-20m。左のチムニーを水線通しに登り、右にトラバース気味に行く。

登りやすい滝だが、上部が滑りやすく、落ちると!!!

f7-20メーター F8-6m、階段状を快適に登り。

奥の二俣を右へ、水の源をつめて行く。

水源を行く 笹藪の端に到着。踏み跡がしっかり付いている。



笹薮に到着踏み跡がはっきり付いている 笹藪を約50m。シカの食害か、笹枯れがひどい。



笹藪を漕ぐ 数分で、登山道に到着。



登山道に到着

明るい、良い沢であった。

ガイドブック等であまり好く書かれてないようだが、とんでもない。

よほど感性のよく無い人たちなのかなと。言い過ぎかな?

遡行時間は短いが、持っている技術により、色々と楽しませてくれる沢である。

ザイルによる確保は必ずやってもらいたい。安全第一、楽しみ倍増。

下山は、七跳山下部分岐から、ゴンバ尾根を下り、入渓点と駐車地点との中間に下りる。

連休おいてきぼり同盟御一行様、お疲れ様でした。