CL佐藤章 他2名 keeper高橋(克)
前夜、いつものように、倉沢林道にて、高橋さんを交えて、入山祝い。当日、小川谷林道の広場に駐車して、酉谷山への登山道を数分。
滝谷を右岸に見送り、少々行くと右から、割谷。左に、酉谷。
両サイド切り立った岩壁の中、苔生した岩の間を行く。
F1-10mのトイ状の滝に到着。
福島さんが、左の滝の落ち口側からトラバース気味に、トイ状滝落ち口へ、ロープを伸ばす。
後続が、ブルージックで続く。
F2-8m滝は、左から残置のハーケン、立ち木を利用して。
どこの誰が何のために切ったのか、まだ生きている樹を。
切った人には、反省を願いたい。無意味の自然破壊。
苔生した、小滝、滑滝を快適にゆく。明るい沢だ。気持ち良い。
壊れた一本橋をくぐり。その先の二俣を、左に。
4段20mの滝、階段状に高度を稼ぐ。
4段目、右から登り、落ち口にトラバースして直登。後に続く。
核心のF6-8m。残置のハーケンを利用してランニングを取る。
ホールド、スタンスがなかなかのもので、とても楽しませてくれる。
春からの、岩トレの成果が出る。3人とも、安田CLと仲間に感謝しきり。
F7-20m。左のチムニーを水線通しに登り、右にトラバース気味に行く。
登りやすい滝だが、上部が滑りやすく、落ちると!!!
F8-6m、階段状を快適に登り。
奥の二俣を右へ、水の源をつめて行く。
笹藪の端に到着。踏み跡がしっかり付いている。
笹藪を約50m。シカの食害か、笹枯れがひどい。
数分で、登山道に到着。
明るい、良い沢であった。
ガイドブック等であまり好く書かれてないようだが、とんでもない。
よほど感性のよく無い人たちなのかなと。言い過ぎかな?
遡行時間は短いが、持っている技術により、色々と楽しませてくれる沢である。
ザイルによる確保は必ずやってもらいたい。安全第一、楽しみ倍増。
下山は、七跳山下部分岐から、ゴンバ尾根を下り、入渓点と駐車地点との中間に下りる。
連休おいてきぼり同盟御一行様、お疲れ様でした。