御坂三ツ峠 (2006年9月2日)

CL安田 SL佐藤(昭)
久々の岩登りである。 残暑も厳しいので涼しい岩場で富士山を見ながら クライミングを楽しみたいと三ツ峠を選んだ。

金曜日は雨だったが、夜には満天の星となった。 三ツ峠登山口は朝から駐車場は満杯となる。 のんびりと出発する。

ハクサンフウロが可憐に咲いていた。 日差しはきついが空気はひんやりしている。
峠の小屋からの富士山が見えた。 頭を雲の上に出した状態だ。



少し下ると岩場が見えた。迫力がある! 午前中は右フェース下部で足慣らしをする。
久々にクライミングシューズを履こうとしたら カビだらけになっていた。 水虫菌のカビだろうか。しかたがないのでそのまま履いた。 一般ルート数本を登る。

懸垂するシュガー氏 午後は中央カンテに登ることにする。

岩場の左の輪郭沿いが中央カンテだ!

中央カンテを下から眺める。 まず第一バンドまで登る。
ここにしっかりしたアンカーが設置されている。 ここから3ピッチ60mだ。 まず左上ランペをシュガー氏がリードする。

順調に登るシュガー氏
2ピッチ目は垂直クラックでこのルートの核心部だ。
慎重に登るが、高度感があり手応えがある。 華麗に登ったのに写真は無し!

クラック上のテラスで寛ぐシュガー氏
3ピッチ目はシュガー氏がカンテをリードで登る。



終了のコールを聞いて私が登る。

下に置いてきたザックが見える。

こ、こんな所に可憐な花が!

終了点に付いた頃にはガスが立ち込めてきた。
ここから懸垂で取り付き点まで下る。 50mザイルを2本繋いでアンカーポイントに掛ける。 回収はオレンジのロープを引っ張ることにしよう。

懸垂下降点から下は見えなくなってしまった。 が、下りているうちにガスは消えていった。

懸垂下降するシュガー氏
なかなか登り応えがあった。 景色もいいし、風も涼しかったし、やっぱり岩登りは三ツ峠だなぁ! また来ようと、シュガー氏と約束する。