奥多摩小川谷カロー川谷 (2006年6月25日)

CL安田 SL佐藤(章)
夜半に雨が降ったが出発時は曇りであった。 カロー橋には既に車が3台停まっていた。

カロー川谷入口


入るとすぐに取水口があった。


釜を持った3m滝、もちろん佐藤さんがトップで登る。 今日も水線通しで進むのだろうか。


やはり水線通しのようだ。 滑り台状の滝は両手両足ツッパリで登る。
やがて小ゴルジュ帯が始まる。

あくまで!水線通し! 微妙なヘツリに緊張する。


5mの滝は左から直登する。トップの佐藤さん、念のためハーケン1本を打つ。


右から煙窪が出会うと立派な堰堤が出現した。

7mの滝は佐藤さんでも直登困難なので左の仕事道を利用して巻く。 上に橋が見える。


6mの滝も直登困難なので、左岸の山道を登る。 この先ヨコスズ窪に出会う。
小屋の跡や、わさび田跡が続く。 釣り人に出会って話をしていると 上からカメラの三脚を担いだ2人連れが下りてきた。
平凡な小滝が続く。

滝前窪を過ぎると、カロー大滝30mが現れる。 見事な滝だ!
少し戻って左の山道を登り、途中からトラバースし、ルンゼから 滝の落ち口上に降りる。 この先二俣を右に入り、2段13mの滝を目指す。 しかし目指す滝は現れず詰めの急な登りに入ってしまった。

4級の滝と書かれていたので楽しみにしていたのに残念だ。
左の尾根に移り、20分ほどで登山道にひょっこり出た。

ガスに包まれた幻想的な登山道
ハンギョウ尾根を小1時間かけて下る。 疲れる尾根だ。
美しい谷だった。 13mの滝をめざして再び訪れたいと思う。
これで昨年から小川谷の主要な沢をほとんど登ったが それぞれの沢には小川谷林道出会いからは計り知れないそれぞれの世界があった。