奥多摩倉沢谷塩地谷 (2006年6月18日)

CL安田 SL佐藤 他2名
あいにくの雨の遡行となった。 魚止め橋から沢を眺めるとダイナミックな落ち込みが連続している。 増水もしているようだ。 林道から塩地谷に下降する。

 

4mの滝を越える。

地蔵ノ滝15m、右岸から高巻く。

濡れるのがいやなので、右岸を巻こうと提案するが拒否される。 腰まで浸かり左の岩を登る。

6mの滝はシャワークライミングになる。 トポには左から巻けると言うが、佐藤さんが直登する。
あくまで水線通しで進みたいわけね。 ハーケン2本で登り切る。 仕方なく後を進む。 水が冷たい。

次に現れる6mの滝は水流の裏側を通りチムニー部分に登る。 佐藤さんがリードで登る。
チムニーの倒木に乗りオポジションで這い上がり、フェースに出る。 いやらしい。

チムニーから登る佐藤さん

フェースのスタンスは細かいので 緊張する。 ちょうどハーケンを打ちたい位置に残置があった。
慎重に登り切る。 拍手! 仕事道が横切りると 小屋の跡があった。

ナメ状の小滝

あくまで水線通しで進む。

ま、まさか進まないですよね。 ほっ。 8mの滝は直登不能なので左から高巻く。

高巻は慎重に登る。
トラバース部分は残置の貧弱なロープがフィックスしてあったが 先日の集会で習得したザイルワークで、 トップの佐藤さんが通過する。 早速実践できてよかったね。

あくまで水線通し!  

左から巻けるんですが・・・。 水線通し、わかりましたよ、行きますよ。
濡れればいいんでしょ。

美しいな!  

水が枯れる。

延々傾斜を登ると ようやく一杯水に到着。

棒杭尾根を下る。 車止めに到着すると4時になっていた。 結構時間がかかった。
今日は水に浸かりたくない気分だったのに 無理やり浸からされてしまった・・・。