CL安田 SL佐藤章 高橋 清水 他2名
滝上谷は犬麦谷の下流で、遡行距離は犬麦谷より長い。 名前の通り滝の連続した谷である。
小滝を越えて行くと2段10mの大小屋ノ滝が現れる。

セカンドは高橋さんだ。 安定して登っていく。 調子がよさそうだ。 岩トレの成果かな! 上段はシャワーを浴びて両足ツッパリで越える。
再び小滝を登っていくと丸太橋が出現。

相当の労力をかけて作ったであろう石組みは苔むしていた。 何か切なくなってしまう風景だ。 現在、ワサビは全然生えていなかった。
滝を越えて行くと7mの滝が現れる。

後続はヘッドオンで登る。 ヌルヌルしていて滑りやすい。


この先二俣を左に進む。
ゴルジュを進むと2段10mの滝だ。

左から登りハーケンを打とうとするが、残置があった。 上段はハーケンのリスが無く、ブッシュにランナーをとる。 後を登るが上段が滑りやすくいやらしかった。
この先二俣を左に進む、大栗窪である。

4m~8mの滝を登って進む。 7mの滝は簡単に巻けるのだが、直登する。

この先ハナド岩に詰める沢に入る。 岩のもろい滝に出会う。




なんとすばらしいフィナーレなんだ! 皆で感動する。
登山道からハンギョウ尾根を下る。 新しい荷揚げ用モノレールが設置してあった。

ザイルワークのできる滝のある沢を選んで入ったが、 期待以上の沢であった。 時間があればいくらでも遊べる沢だ。
体力がないので少し疲れた・・・。